本記事の内容
Excel VBAマクロでステップ実行を行う方法をご紹介
こんな方におすすめ
- Excel VBAで複雑な処理を実装する方
- マクロの処理を1行ずつ実行して処理の流れを確認したい方
- VBA勉強中の方
ステップ実行とは?
ステップ実行とは、
ブレークポイントにより中断した処理を1行ずつ実行すること
です。
デバッグでどのように処理されているかを確認するために使用されます。
ステップ実行には下記の種類があります。
<ステップ実行の種類>
ステップ実行の種類 | 内容 |
ステップイン | 処理を1行ずつ実行する。関数などのサブルーチンも1行ずつ実行する。 |
ステップオーバー | 処理を1行ずつ実行する。関数などのサブルーチンはまとめて実行する。 |
ステップアウト | サブルーチンが完了して元の処理に戻るまで実行する。 |
ステップ実行の実行方法
ステップ実行の方法は下記の通りです。
- ブレークポイントを設置して処理を中断する
- ステップインをクリック
※ステップオーバー、ステップアウトも同様の方法で実行可能
① ブレークポイントの設置方法
ブレークポイントの設置方法は下記の記事でご紹介しているので参考にしてください。
https://kamezoublog.com/excel-vba-break-point/
② ステップインをクリック

ショートカットキーで実行
ステップ実行は下記のショートカットキーでも実行可能です。
- ステップイン : [ F8 ] キー
- ステップオーバー : [ SHIFT ] キー + [ F8 ] キー
- ステップアウト : [ CTRL ] キー + [ SHIFT ] キー + [ F8 ] キー
以上がステップ実行の方法となります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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